Mogogo



■Data
Mogogo
ジャンル アフリカ料理
住所 Borgergade 134, 1300 Kbh. K

WEB http://www.mogogo.dk/
アクセス メトロKongens Nytorv駅から、徒歩10分
電話 +45 33919125
営業時間/休業日 月-土 17-24、Kicthen close 22時
服装コード なし
味:☆☆☆
雰囲気:☆☆☆
値段:☆
働いている人:☆☆☆

レポート@Mogogo
MOGOGOは、エチオピア料理。料理がおいしいことはもちろんのこと、新しい食体験ができること間違いなし。偶然見つけたお店だけれど、もうその日から、コペンハーゲンで大好きな店の一つになりました。一ヶ月も行かないと、中毒症状の用に毎日思いをはせるようになってしまいました。
エチオピア料理と言って、イメージするのはどんな料理だろう?私は正直何のイメージも無かった。で、食べてみて驚いた。エチオピア料理って、こんなにおいしい料理だったの? はっきり言って、どの料理も似たような感じで種類は少ないのだけれど、一つ一つの料理が絶品。メニューを見ても、料理の説明を見ても良くわからないので、とりあえずお店のオーナーにお勧めを聞いて注文しました。
まずは、とりあえず、ハウス赤ワインをグラスで。ワインと一緒に前菜を食す。前菜は、酸味の利いたパンケーキに包まれたほうれん草とカッテージチーズロール。パンケーキの酸味が程よく利いて、食用増進効果があるのか、空腹が増していく。赤ワインによく合った前菜で、まったりしてくる。
メインは、サラダと二人で鳥煮込み料理一皿を注文。出てきたのは、大きなお皿に5枚並べられた酸味の利いた大きなパンケーキ、煮込み料理の入ったポット、大きな木製のボールに入ったサラダ。オーナーはパンケーキのお皿に、手際よくサラダを二箇所に煮込み料理を隣にサーブする。イメージできるだろうか。真ん中にデンと置かれたパンケーキのお皿に山盛り盛られたサラダと鳥の煮込み。嫌でも高まる期待。
一緒にお手拭が出てきたので、「もしや日本流?」などと思ったら、そうではない。食前だけでなく、食中に必要なお手拭なのだ。「もし嫌じゃなかったら手で食べて!」というオーナーに、もちろんです、と言って、食べ方を聞く。エチオピア人オーナー曰く、手でパンケーキをちぎり、サラダを包んだり、煮込み料理を包んで手で食べる、これがエチオピア流。皿をシェアする人と親近感が増す(もしくは戦いが始まる?)こと間違いなし。
サラダは、シンプルなレタス、トマト、ピーマンの何の変哲も無いサラダなのだけれど、これが不思議なほどおいしい。おいしさの秘訣はなに?と、オーナーに聞いたところ、特に無いとのこと。オリーブオイルに塩とつぶ胡椒、搾ったライム。ただ、出す直前にあわせるのがミソだそうで。確かに、パリパリ感は、漬かっていない新鮮なサラダの歯ざわり。煮込みは、鳥・牛・羊・野菜と何種類かあるのだけれど、私たち今回は、鳥肉を選択。とろけるぐらいテンダーになった肉と野菜をちぎったパンケーキで包んで食べる。口直しにサラダ、そしてまた煮込み料理。一皿だけにしてよかった。日本人のお腹だったらこれで十分なぐらいボリュームたっぷり。全てパンケーキを食べることも無く、お腹は満腹。
オーナーお勧めの、エチオピアンコーヒーを頼むとしばらくして、香ばしい香が漂ってきた。コーヒー豆をその都度炒っているのよ、と、小なべで炒っているコーヒーを持ってきてくれた。そのコーヒーに砂糖を2-3杯入れるのがエチオピア流。なんともいえない苦味と甘みと深み。これもまた初体験の味。